原題: The Invisible Man: A Grotesque Romance
既存の翻訳(人の手による訳) · 訳 海野十三 (†1949) · 出典: 青空文庫 Aozora Bunko · パブリックドメイン
怪物でなくて、なんだろう? 科学が発達した、いまの世の中に、東洋の忍術使いじゃあるまいし、姿がみえない人間がいるなんて、これは、たしかに変だ。奇怪だ! しかし、それは、ほんとうの話だった。怪物ははじめに、ものさびしい田舎にあらわれた。それからまもなく、あちこちの町にも出没するようになったのである。たいへんな騒ぎになったことは、いうまでもない。冒頭 · 海野十三